病床機能報告制度と地域医療ビジョンの策定という形で2025 年度を見据えた医療提供体制改革が進められようとしています。今回の診療報酬改定では7対1入院基本料の見直し、地域包括ケア病棟制度創設など医療機関のあり方も今までの延長線上で考えることはできなくなってい
医療法等
許可病床数からの解放を
今回の診療報酬改定の隠れた特徴の一つは許可病床数の見直しです。具体的には500床と200床です。特に一般病床200床を境目とした選択がこれまで以上に求められる改定となっています。 理由の一つは、言うまでもなく今回改定で創設された地域包括ケア病棟への対応です。地域
許可病床数至上主義に決別を
内視鏡手術の平均在院日数算定対象からの除外など、迫りくる次回改定では事実上、平均在院日数の短縮が実施に移されます。また、重症度・医療看護必要度の基準の見直しと該当患者比率の確保などの方向性は医療機関特に病院に何を突きつけているでしょうか。「許可病床数至
病床機能報告と次回改定
亜急性の考え方など病床機能報告制度導入が医療機関の関心を集めています。 一方における機能選択をどう考えるかが問題となるためであり、次回改定での診療報酬評価につながるのかが関心に上らざるを得ないためです。 その意味で注目される発言がありました。原徳壽厚生
TPP懸念を持続・札医
5日、報道機関を対象に札幌市医師会(松家治道会長)が主催した懇談会に出席する機会を得ました。 テーマは、「TPPと医療について」。日本医師会をはじめとする医師会の持続的なTPPに対する懸念を正確に伝えたいという思いから設定されたものです。 向井正也副会長の冒